2026.8.28

【実践事例】HubSpot(ハブスポット)で複数サイトを一元管理!目的の違う3サイトをまとめるIT企業の運用

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こんにちは!株式会社シー・エス・エスのマーケティング担当 神子です。

会社の事業成長や施策の広がりに伴って、Webサイトの数が増えていませんか?
会社の顔となるコーポレートサイトをはじめ、求職者に魅力を伝える採用サイト、自社サービスを紹介する特設LPなど、目的ごとにWebサイトを立ち上げる機会は多いですよね。
しかし、サイトが増えるにつれて「同じCMSを使っていてもログインIDがバラバラで管理が大変」「サイトをまたいだユーザーの遷移や動きが追えない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

当社では、こうした複数サイトの運用課題をクリアにするため、マーケティング基盤として「HubSpot」を活用し、複数Webサイトを同一のプラットフォーム上で効率的に一元管理しています。
今回は、HubSpotパートナーである私たちがどのように複数のサイトをまとめ、日々の業務を回しているのか、マーケティング運用の裏側を少しだけお見せします。
日々のサイト管理や更新をもっとラクにしたい方の参考になれば嬉しいです!

「なんとなくのツール選び」が招く日々の見えないコスト

新しいWebサイトを立ち上げる時、全体の連携までは深く考えず、その時の目的や手軽さだけで個別にサイトを増やしてしまうことはありませんか?

ただ、そうやって管理画面やデータが分断されたままサイトが増えていくと、日々の業務のあちこちで少しずつ負担が積み重なっていきます。現場のマーケティング担当者にとって本当に痛手となるのは、次のような隠れた課題です。

  • 見込み顧客のリアルな行動データが途切れる
    一番もったいないのがこの点です。サイトや管理画面が分断されていると、「LPを見た後にコーポレートサイトを訪れた」などといったサイト間の回遊を追えません。せっかくのデータが点と点のままで終わってしまいます。
  • サイトを切り替えるたびに手間が発生する
    たまにしか開かないサイトだと「ログインURLやアカウント情報はどれだっけ?」と探すところから始まり、サイトを切り替えるたびにログインし直す無駄な時間が発生してしまいます。
  • 本来の業務を圧迫するシステムの保守作業
    複数ツールを使っている場合、バージョンアップやプラグインの更新がバラバラに発生します。セキュリティ維持には必須ですが、専門知識がないと対応が難しく、本来注力したい企画や改善の時間を奪われてしまいます。

データが繋がらず、日々のちょっとした作業にも時間がかかる。この状況は、より良い施策をスピーディに打ちたい私たちマーケターにとって大きな壁になってしまいます。

単なる「サイト作成」にとどまらないHubSpotの魅力

先ほど挙げたような見えないコストを初めから発生させないために、私たちシー・エス・エスがマーケティングの基盤として活用しているのが「HubSpot」です。
最大の魅力は、単にWebサイトを作れるだけでなく、複数のサイトを1つのプラットフォームに集約し、顧客管理(CRM)と連動させて一元管理できる点にあります。この環境が整っているおかげで、私たちは日々の業務をスムーズに進めることができています。

複数のサイトをたった1つの管理画面で運用できる

目的の違う複数サイトを、ひとつのHubSpotアカウント内でまとめて構築・運用できます。サイトごとにログインし直す手間が省けるだけでなく、保守やセキュリティ対策もプラットフォーム側で一括対応されるため、管理業務の負担を大幅に減らすことができます。

サイトをまたいだユーザーの行動データをCRMで一元化

すべてのサイトの訪問履歴やアクションが、CRM(顧客データベース)上に自動で集約されます。解析ツールが分断されないため、「LPを見てからコーポレートサイトのブログを読んだ」といったサイトをまたぐ行動を横断して把握し、的確なアプローチに活かせます。

ドラッグ&ドロップの共通の操作感で直感的に更新できる

専門知識がなくても、マウス操作だけで直感的にページの作成や編集が可能です。どのサイトを触る時でもすべて同じ操作感で更新できるため、たまにしか開かない別サイトであっても操作に迷う時間がなくなり、チーム全体の作業スピードが格段に上がります。

 

【実践事例】HubSpot(ハブスポット)で複数サイトを一元管理!目的の違う3サイトをまとめるIT企業の運用_挿絵1

管理とデータの「一元化」、そして誰でも迷わず触れる「操作性」。
HubSpotならではの強みが揃っているからこそ、私たちはパフォーマンスを落とさずに複数サイトを運営できています。

目的の違う3サイトをHubSpotで統合した当社の実践例

「複数サイトの統合」といっても、ただ同じような形のサイトを並べているわけではありません。当社では、ターゲットもデザインのテイストもまったく異なる以下の3つのサイトを、すべてひとつのHubSpot上に構築しています。

1. 企業の顔として情報を発信する 「コーポレートサイト」

ターゲットは、既存の取引先や今後お取引の可能性がある企業です。
長年携わってきた証券システム開発の実績だけでなく、クラウドやデータ分析、AIまで、当社が提供するサービスや技術力を紹介する、情報発信のメインとなるサイトです。

【実践事例】HubSpot(ハブスポット)で複数サイトを一元管理!目的の違う3サイトをまとめるIT企業の運用_挿絵2

2. 会社のリアルな空気を届ける「採用サイト」

ターゲットは、当社への入社を検討している新卒および中途の求職者です。
事業内容をメインとするコーポレートサイトとは明確に役割を分け、「一人ひとりが主役の会社」というメッセージとともに、社員インタビューや働く環境など、当社のリアルな姿を発信することに特化したサイトです。【実践事例】HubSpot(ハブスポット)で複数サイトを一元管理!目的の違う3サイトをまとめるIT企業の運用_挿絵3

3. 自社SaaS「Qube」の利用登録へ導く「サービスLP」

ターゲットは、実際の利用者となるユーザーや、自社導入をご検討中の企業です。
会社全体の情報を扱うコーポレートサイトとは異なり、プロダクトの魅力や導入メリットを集中的に訴求しています。認知からユーザー登録までをワンストップで完結させ、見込み顧客を効率的に獲得する役割を担っています。【実践事例】HubSpot(ハブスポット)で複数サイトを一元管理!目的の違う3サイトをまとめるIT企業の運用_挿絵4

 

「事業を伝えるコーポレート」「人を伝える採用」「プロダクトに特化したLP」
デザインも役割もこれだけ異なる3つのサイトですが、当社ではすべて同じHubSpotの管理画面で運用しています。 サイトごとに管理画面を行き来することなく、すべてをひとつのプラットフォームで完結させる。これが、私たちが実践している複数サイト運用のリアルな形です。

一元管理がもたらす、これからのWebサイト運用のあり方

複数サイト運用において直面しがちな課題は、サイトが増えるたびに管理作業が煩雑化し、分断された環境の保守やデータ集約の手間に時間と労力が奪われてしまうことです。こうした運用の摩擦を取り除く手立てが、管理基盤をひとつに集約することです。
そうして運用に追われない環境を構築するメリットは、単なる作業効率化にとどまりません。管理の煩わしさを削ぎ落とすことで、Web担当者はサイトごとの煩雑な管理作業に追われる状態から脱却し、「それぞれのサイトでいかに成果を出すか」という本質的な戦略へ思考を切り替えられるようになるのです。

コーポレート、採用、サービスLPといったような役割の異なるサイトが、それぞれの目的に向けて100%のリソースを注ぎ込める足枷のない運用環境をつくり、成果を出し続けること。これこそが、複数サイト運用において目指すべき本来の姿です。
自社でこの一元管理を実践しているHubSpotパートナーとして、株式会社シー・エス・エスは、これからも現場のリアルな声を発信してまいります。

 

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この記事の著者

プロフィール画像:神子優

神子 優(Kamiko Yu)

2016年新卒入社。結婚を機に一度退職しましたが、2025年に再入社で戻ってきました!
当時はデータ分析エンジニア、現在はマーケティング担当。

「Webクリエイター能力認定試験スタンダード」を取得していますが、HubSpotのWebサイト構築はHTMLがまったくわからなくても対応できますよ。