2026.10.14

Cursorのサブエージェント入門 — いつ使う?どう使う?実際に動かしてみた

こんにちは。Qube開発チームのミャーモです。
今回は、AIコーディングエディタ Cursor の「サブエージェント」について書きます。

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どんな人向け?

Cursorとは


VS Codeベースのエディタに、AIエージェント(Agent)を組み込んだ開発ツールです。チャットで依頼すると、コードの調査・編集・コマンド実行まで任せられます。

料金メモ
無料枠はありますが、Agentを本格的に使うなら 有料プラン前提 で考えてください。

こんな人向け

  • すでにCursorのAgentを触っている人

  • 「サブエージェントって何?いつ使うの?」がまだ曖昧な人

  • 設定やカスタムより、まず使い方の感覚を知りたい人

こんなこと、ありませんか?

CursorのAgentを使っていると、こんなことがありませんか。

  • 調査の途中経過でチャットが長くなり、本題が見えにくくなる

  • 「調べつつ、別のことも同時にやりたい」のに、順番待ちになる

そんなときに便利なのが サブエージェント です。

この記事では、次の3つだけ押さえます。

  1. どんなときに役に立つか

  2. どう頼むか(使い方)

  3. 親だけで探す場合との違い

難しい設定の話はしません。まずは「頼んでみる」ところまで行きましょう。

ひとことで言うと

親のAgentを 現場監督、サブエージェントを 別部屋の専門チーム だと思ってください。

専門チームは自分の部屋で調べたり実行したりします。監督(親のチャット)に戻ってくるのは、だいたい 結果の要約だけ です。

そのため、次のようなメリットがあります。

  • 長い検索ログやコマンド出力で、親チャットが埋まりにくい

  • 調査などを 並列 で進められることがある

Cursorには、たとえば次のような組み込みがあります(名前だけ覚えておけばOKです)。

  • Explore … コードを探す・把握する

  • Bash … コマンド実行(ログを隔離しやすい)

  • Browser … ブラウザ操作の結果を要約する

自分用の専門チーム(カスタム)も後から作れますが、最初は組み込みで十分です。

どんなときに使う?

向いているとき

1. 広い調査

「この機能、どのファイルが関係ある?」のように、あちこち見る必要があるとき。Exploreに任せ、親には要点だけ受け取ります。

2. 並列で別作業

たとえば「API側の影響」と「画面側の影響」を同時に調べたいとき。待ち時間を減らしやすいです。

3. 独立した検証

「できた」と言われた実装を、別の視点でもう一度確認したいとき。親と同じ思い込みを持ちにくい、という使い方です。

向かないとき

  • ファイルを1〜2個開くだけの確認 → 親Agentの方が速いことが多い

  • 手順や書式が決まっている短い定型作業 → Skills の方が向くことが多い

迷ったら、以下の基準で判断すると楽です。

  • 親チャットを読みやすく保ちたいか

  • 独立した調査を同時に進めたいか

どちらか「はい」なら、サブエージェントを検討する価値があります。

使い方

特別なツールを自分で叩く必要はありません。親のAgentに、日本語で頼むだけで大丈夫です。

パターン1: 自然言語で頼む(いちばん簡単)

認証まわりの実装箇所を探して。 調査はサブエージェントに任せ、結果だけ要約して教えて。

パターン2: 並列を明示する

イベント予約と会議室予約、それぞれの関連ファイルを 並列のサブエージェントで調べて、共通点だけまとめて。

送ると、親チャットに Explore(コードを探すサブエージェント)の起動表示が出ます(画像だと「Find auth implementations」部分)。 裏で調査が進み、終わると親に短い報告が返ってきます。

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サブエージェントの起動表示

 /multitask など、もっと進んだ使い方もあります。最初は上の頼み方で十分です。

親だけで探す場合との違い

次に、同じ調査を親だけでやる場合と、サブエージェントに任せる場合で、親チャットの見え方がどう違うかを比べます。

題材はシンプルにしました。

「会議室予約まわりの入口ファイルを洗い出す」

比べるポイントは、調査の正しさそのものではなく、親チャットに途中経過がどれだけ残るかです。

親だけで広く探すと

親Agentにそのまま探すと、途中の検索結果やファイル一覧がチャットに積み上がりやすく、「結局どこが入口?」が後ろに埋もれがちです。調査自体はできますが、会話が読みにくくなる感覚がありました。

サブエージェントに任せると

次のように頼みました。

会議室予約機能の入口(Controller / View / ルートなど)を、 Exploreのサブエージェントに調べさせて。 親チャットには、入口ファイルの一覧と要点だけ返して。

親に返ってきたのは、短い一覧と説明でした。途中の細かい検索ログは親側にあまり流れず、「結論だけ読む」体験に近かったです。

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親チャットに返った要約

ついでに、並列も試しました。

「会議室」と「イベント申込」まわりを、並列のサブエージェントで調べて。 共通点だけ短くまとめて。

片方ずつ待つより、まとめて進む感覚がありました。単純な質問には大げさですが、範囲が広い調査では体感しやすいです。

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並列で動いている様子

所感

使ってみて感じたのは、親チャットが読みやすく保たれることです。

調査の途中経過を眺めながら次の指示を出す、という切り替えもしやすくなりました。

一方で、細い質問にはオーバーキルになりやすく、並列を増やすほどコスト(トークン)も増えやすい点には注意が必要です。

なお、サブエージェントは親の過去会話を知りません。なので、依頼文に必要な文脈を書くのがコツです。

まとめ

覚えることは、この3つで十分です。

  1. 隔離 … 長い作業を別部屋に出す

  2. 並列 … 独立した調査を同時に進める

  3. 検証 … 別視点で見直す

まずは、次の一文を一度送ってみるのがおすすめです。

「調査はサブエージェントに任せて、要約だけ教えて」

参考リンク

この記事の著者

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ペンネーム:ミャーモ

【最近がんばってること】
英語・韓国語・中国語を細々と勉強中!
3か国語を話せる未来を夢見ながら、今日も単語を1個覚えるにゃ🐱📚
【最近気にしていること】
運動不足にゃ🐷
「明日から運動する」を繰り返して、明日だけがムキムキになってるにゃ🏋️