異業種交流会やセミナーの開催を企画されている皆さん、こんにちは!
集客は、交流会やセミナー成功の鍵を握る最も重要な要素の1つです。
どんなに魅力的な内容を企画しても、参加者が集まらなければ価値が伝わらずに終わってしまいます。
この記事では、異業種交流会やセミナーの集客に役立つ9種類の手法を解説します。それぞれの特徴やメリットを知り、あなたのイベントを成功に導くヒントを見つけてください。
・次こそは満席にしたい
・参加者同士の交流を活性化させたい
・リピーターが自然に増える仕組みを作りたい
そう思っている方にとって、この記事がヒントになれば嬉しいです。
交流会・セミナーの主な集客方法9選
1. Web広告集客(取り組みやすさ:★★★★★)
Web広告は、短期間で参加者を集めたい場合に適した集客手法です。検索広告(Google広告など)では、例えば「IT 交流会」「オンライン 交流会」などで検索したユーザーに広告を表示でき、Meta広告(Instagram・Facebook)やLinkedIn広告では、年齢・職種・業種などの属性に基づいて精密なターゲティングが可能です。
向いている交流会・セミナーの特徴
- 有料または、BtoB商材向けセミナーや交流会
- 広告予算を10万円以上捻出してでも集めたい
- リード獲得を重視したい
メリット
- 顕在層に対してダイレクトに訴求ができる
- LP(ランディングページ)と連携させて、LP誘導〜申込までの導線を最適化しやすい
- 広告を回せるほどの予算があるという安心感を与えられる
2. SNS発信集客(取り組みやすさ:★)
SNS発信は、イベントの魅力や雰囲気を共感ベースで伝えたいときに適した手法です。Instagram、X(旧Twitter)、Facebookなどを活用して、登壇者の紹介や舞台裏、過去の様子、参加者の声などを投稿し、イベントへの親近感や期待感を高めていきます。
向いている交流会・セミナーの特徴
- 雰囲気や温度感が伝わりやすいイベント
- 若年層やSNS慣れしている層がターゲット(20〜40代)
- 定期的に開催したり、主催者に権威性がある場合
- 参加のハードルが低いセミナー
メリット
- 投稿が資産になり、継続的にファンとの関係構築ができる
- 拡散力があり、SNS広告と連動すると新規獲得にもつながる
- コストを抑えながらブランディングと集客の両立が可能
- 「共感→参加」という流れを作ることができる
3. メルマガ・LINE公式集客(取り組みやすさ:★★★)
メルマガやLINE公式は、すでに接点のある顧客や過去の参加者にリーチしたいときに適した集客手法です。1度関係性が築かれている相手へのアプローチのため、反応率が高く、費用も抑えられる点が大きな魅力です。
向いている交流会・セミナーの特徴
- 過去のイベント参加者や既存顧客が一定数いる場合
- 定期開催しているイベント
- ファン層との関係性を深めたいリピート系企画
メリット
- 集客コストが安く、費用対効果が高い
- 継続的な告知ができる
- セグメント・パーソナライズ配信で反応率が高まる
- プッシュ通知などで情報を即時、確実に届けられる
- LINE公式アカウントではリッチメニューでの導線設計も効果的
4. SEO対策集客(取り組みやすさ:★★★★★)
SEO対策は、検索エンジンで交流会を探している人を集めたい場合に適した手法です。「ITセミナー 無料」「経営者向け 交流会」などのキーワードで検索する顕在層に対して、自然検索でLPや記事を届けることができます。
向いている交流会・セミナーの特徴
- ノウハウ系や勉強会系セミナー
- 継続的に開催するイベント
- 検索キーワードとマッチしやすい交流会・勉強会・講座型セミナー
- 広告費を抑えて長期的に集客したい主催者
メリット
- 中長期的に安定した流入が見込める
- コンテンツが資産になり、自動集客が可能
- 初期構築に時間はかかるが、継続集客が可能
5. 集客サイト・告知サイトの活用(取り組みやすさ:★)
Peatixやセミナーズなどのイベント告知サイトは、今まさにイベントを探している層に情報を届けたいときに適した手法です。イベントカテゴリやエリアなどで絞り込んで検索されるため、興味関心が高いユーザーとのマッチングがしやすくなります。
向いている交流会・セミナーの特徴
- 参加費が無料〜5,000円程度
- 地域開催、リアルイベント、カジュアルな集まり
メリット
- イベントを探している層にリーチできる
- 掲載自体が無料 or 低価格で始められる
- サイトの集客力に頼れるため、自社の発信力が弱くても使いやすい
- サイト内の機能(レコメンド機能・メール通知など)を活用できる
6. 紹介・口コミ集客(取り組みやすさ:★★)
紹介や口コミによる集客は、「実際に参加した人のリアルな声」を通じて共感と安心感を与え、「自分も参加してみたい」と思わせる手法です。
この手法を成功させるためには、参加者が「誰かに教えたくなる」ような、満足度の高いイベントにすることが必要不可欠です。そのうえで、紹介が自然に起こるような設計をするのがポイントで、「紹介者特典」や「SNS投稿キャンペーン」など、拡散を促す仕組みをあらかじめ用意しておくことが重要です。
向いている交流会・セミナーの特徴
- 参加体験そのものに価値を感じてもらえるイベント
- コミュニティ性があり、繰り返し参加したくなる設計
- テーマに共感性や誰かに伝えたい要素があるもの
メリット
- 広告費ゼロでも自然な集客が生まれる
- 実体験ベースの声で信頼性が高く、参加率も高い
- 身近な人からのおすすめは行動への心理的ハードルが下がる
- 紹介が紹介を呼び、コミュニティ化につながる
7. 異業種交流会での直接声かけ集客(取り組みやすさ:★)
異業種交流会やビジネスイベントに自ら参加し、その場で自社イベントを紹介するのは、「信頼関係を築きながら参加者を集めたい」場合に適した手法です。オンラインでは伝わりにくい温度感や空気感も、対面ならではの説得力で伝えることができます。
エレベーターピッチ(30秒で伝える要約)を用意しておくと印象に残りやすく、名刺交換後の丁寧なフォローも重要な一手となります。
向いている交流会・セミナーの特徴
- 顔と名前が一致しやすい少人数制、信頼重視のイベント
- 決済者限定、個人事業主向け、士業業界特化などのイベント
- 決裁者や経営者層との接点がほしいとき
メリット
- その場で熱量を持って直接案内できる
- 相手の関心や課題に応じた案内ができる
- 対面だからこその信頼感とリアクションが得られる
- 後日のフォローにつなげることで、継続関係が築ける
8. DM・アウトバウンド営業集客(取り組みやすさ:★★)
DM(ダイレクトメール)や電話によるアウトバウンド営業は、「この企業・この役職者に来てほしい」と明確にターゲットが決まっている場合に適した手法です。数は少なくても、ピンポイントで確実に届けられるため、精度の高い集客が可能です。
1社ごとに個別の案内を用意したり、課題に寄り添った提案型の招待を行うことで、受け手の反応率が大きく変わります。
向いている交流会・セミナーの特徴
- 少人数、高単価なイベント
- 業界や職種に特化した、専門性のあるビジネス系イベント
- 地域企業や行政との連携がテーマに含まれるセミナー
- 業界内での信頼構築や、新規ネットワークづくりを目的とした集まり
メリット
- 個別招待することで狙った企業や個人に対して確実に届けられる
- 関係構築や営業アプローチにもつなげやすい
- 他施策よりも成約率や参加率が高くなりやすい
9. コラボ開催集客(取り組みやすさ:★★★★★)
コラボ開催は、他社や専門家、インフルエンサーなどと共催することで、集客力と信頼性の両方を高めたいときに適した手法です。相手側が持つ顧客リストやフォロワー、メディアなどを活用できるため、短期間でも新たな層への認知拡大が可能になります。
協力関係を築くうえでは、あらかじめ役割や費用負担を明確にしておくことが成功の鍵になります。
向いている交流会・セミナーの特徴
- 自社の認知度が低い領域に挑戦したいとき
- 専門家や影響力のある人物を巻き込んで集客したいイベント
- 異なる分野・立場のユーザーを一気に巻き込みたい場面
メリット
- 共催相手のリスト・集客チャネルを活用できる
- 信頼性・話題性が高まり、申込のハードルが下がる
- 登壇者の肩書きや影響力がイベントのブランド力になる
複数の集客方法を組み合わせる「チャネル戦略」
ここまで9個の集客方法を紹介してきましたが、最も効果的なのは、1つの手法に頼るのではなく多様な集客方法を組み合わせる「チャネル戦略」です。
各手法の組み合わせ方
ターゲット層の行動パターンやイベントの内容に応じて、最適な手法を選び連携させましょう。
「SEO対策と集客サイトで幅広い層にイベント情報を届けつつ、SNS広告で興味を持ちそうな層に絞って継続的にアプローチ、さらにメルマガやDMで既存リストに確実に伝える。」
「オンライン広告で認知度を高め、ランディングページに誘導。同時に、ターゲットが多く集まるオフラインの交流会で直接声かけを行い、オンライン告知ページへ誘導する。」
など、それぞれのチャネルの強みを活かし、相互に補完し合うように設計することが効果的な集客戦略となります。ターゲットがどのような情報源を信頼し、どこでイベントを探すかを考慮してチャネルを選びましょう。
効果測定と改善の重要性
それぞれの集客方法からどれくらい申し込みがあったのか、申し込みに至るまでのコストはどのくらいかかったのかを測定しましょう。
Google Analyticsなどの分析ツールや、申し込みフォームでの流入経路設問、クーポンコードの配布などが役立ちます。
データに基づき、より効果の高いチャネルに注力したり、集客メッセージやターゲット設定、LPの内容を見直すことで、集客効果を継続的に高めることができます。
集客媒体としても優秀な「Qube」の活用
数ある集客手法の中でも、特にBtoBの異業種交流会やセミナー集客において有効な選択肢の「Qube」をご紹介します。
Qubeは現在2800社以上の企業が登録(2025年7月現在)しており、企業同士がビジネスの相談や情報交換、マッチングを行えるコミュニケーションプラットフォームです。企業の担当者がビジネス目的で利用していることが大きな特徴です。
なぜQubeが集客媒体として優秀なのか?
Qubeが集客に効果的な理由は4つあります。
- BtoB企業が集まる場所:
2800社以上の企業が登録しており、ビジネス上の課題解決やネットワーキングに関心を持つ企業の担当者に直接リーチしやすい環境です。 - 手数料が無料:
イベント申込ページの掲載は無料です。
※参加者向けの決済機能を利用した場合は、決済手数料が約3%掛かります。 - 充実している多数の機能:
イベント申込時の事前アンケートやSNS投稿機能による発信など、機能が豊富にあります。 - Qube会員へのメール通知:
イベントの開催情報を、各イベント毎に3回まで無料でQube会員にメールで通知することができます。配信の日付指定と時間指定も可能です。
あなたに最適な集客方法を見つけよう
異業種交流会やセミナーの集客成功には、多様な集客手法の中から自社のイベントに合ったものを選ぶことが重要です。
効果測定と改善を繰り返すことで、きっとあなたに最適な集客方法が見つかるはずです。
この記事でご紹介した手法、そしてBtoB特化プラットフォーム「Qube」のような新しい選択肢も検討しながら、ぜひ複数のチャネルを組み合わせた戦略を実践してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、交流会・セミナーでの集客をする方法9選の解説を行いました。
自分に合う方法を選んで実践してみてください。
Qubeの登録は、数ステップで完了するシンプルな流れです。無料でご利用いただけますので、この機会にぜひQubeの魅力を体感してみてください。
新たな出会いやビジネスチャンスが、きっとあなたを待っています。
▶ Qubeの無料登録はこちら
https://www.css-net.co.jp/qube
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回のブログもぜひお楽しみに!