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2023-9-25

ECサイト管理システムの導入

ECサイト管理システムの導入
業界

製造業

事業内容

自社製品の開発及び販売

従業員数

30名

売り上げ規模

非公開

開発概要

複数のECサイトより注文・在庫データを取得し、注文情報・在庫情報を一元管理することで業務効率化を図るシステム開発を行いました。
本システムでは他にもモール別の売上金額を表示する機能や、SNS広告費用と売上情報を関連付け、広告効果を分析・評価する機能も実装しました。

導入の背景

複数のECサイトを運営して企画販売を行っておりますが、ECサイトはそれぞれ個別の管理画面で在庫管理をしていました。そのため管理が煩雑になり、棚卸作業でミスが発生することが多々ありました。
また、SNSでの広告費用やその効果、各ECサイトの販売比率といった販売運用の見直しや検討を行うためのデータ共有機能を追加することも視野に入れていました。システムの拡張性を考慮し、既存のツールではなくフルスクラッチ開発でシステム構築をしたいと考えていたため、ご相談をいただきました。

導入の決め手

まずは在庫の一元化やモール別の売上金額の機能のみでスタートし、その後システムを拡充する方針であったため、クラウド(AWS)で構築することをご提案しました。
機能が少ない初期時点では必要最低限の容量とし、機能拡張時に合わせてハード性能を上げることでランニングコストを抑えることができます。必要な時に必要な分だけITリソースが利用できる融通が利く点が決め手になりました。

導入後の効果

在庫管理の一元化及び、ECサイトやSNSの広告費用とその効果を集約して可視化することにより、情報の収集作業時間が大幅に削減されました。
また仕入れや在庫数、欠品の情報が一元化し、全ECサイトに連携されるため、販売の効率があがり、販売数の増加及び在庫数の削減が効果として現れはじめています。

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今後期待すること

今回導入した「在庫管理一元化システム」については、スモールスタートという要望もあり、データ収集及び可視化がメインとした開発となりました。
スモールスタートという観点では、AWSといったクラウドを使用したシステム開発が、初期費用や今後のシステム規模が拡張した際に、ハード面に融通が効くといった面もとても有効であると考えられます。
今後は商品力アップのため販売比率やSNSの効果等を使用したAI(機械学習)による需要予測や離反予測機能といった販売戦略機能も実装し、よりシステムと業務の密接度を高めていく予定です。