Amazon WorkSpacesとは
Amazon WorkSpacesは、Amazonが提供するフルマネージド型のクラウドベース仮想デスクトップサービス(DaaS)です。AWS上に展開された仮想デスクトップ環境には、インターネット経由で多様なデバイスから安全にアクセスできます。これはVDI(仮想デスクトップインフラストラクチャ)のクラウド型利用形態にあたり、作業データはサーバー側に集約されるため、端末に情報を残さずセキュアな利用が可能です。
Amazon WorkSpacesの特徴
Amazon WorkSpacesは、高セキュリティなAWS基盤上で動作し、HIPAA適合(※1)やPCI準拠(※2)のセキュリティ水準を提供します。ハードウェア、OS、ソフトウェアを組み合わせた多様なバンドルを選択でき、Windows/Mac/iPadなど多様なデバイスからのアクセスをサポートします。また、ユーザーデータは12時間ごとに自動バックアップされ、「AlwaysOn」(月額固定)と「AutoStop」(時間従量)の2つの柔軟な料金体系を選べる点も特徴です。
(※1)HIPAA適合とは、米国の法律である「医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(HIPAA)」に、医療機関やそれに関連する組織が従うこと
(※2)PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)という、クレジットカード情報を安全に扱うための国際的なセキュリティ基準を遵守していること
Amazon WorkSpacesのメリット・デメリット
メリット
| 1 |
セキュリティ強化 |
データがサーバー上に集約されるため、端末紛失・盗難時の情報漏洩リスクを大幅に軽減します。 |
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2
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最適な環境を選択可能 |
ハードウェア、OS、ソフトを組み合わせた豊富なバンドルから、業務内容やユーザー要件に最適なスペックを選べます。 |
| 3 |
自動バックアップ機能 |
ユーザーのデータ保管領域(Dドライブ)は12時間ごとに自動バックアップされるため、 データ消失のリスクに備えられ、環境再構築時も迅速に復元できます。 |
デメリット
| 1 |
ネットワーク依存 |
仮想デスクトップはサーバー接続が必須であり、ネットワーク不安定時や停止時に業務が行えなくなります。 |
| 2 |
OS互換性の検証 |
Windows 10バンドルはServer OSベースでUIを提供するため、アプリケーションの事前検証が推奨されます。 |
| 3 |
サブネット変更制限 |
一度構築したWorkSpacesのサブネットは後から変更できず、変更が必要な場合は再登録作業が必要です。 |
導入事例
社内リソースへ安全に接続できるリモートワーク環境の構築
積極的な働き方改革を推進するため、自宅からでも安全に社内のリソースにアクセス可能な Amazon WorkSpacesを導入しました。初期費用を抑えて導入可能な上、運用開始後も月額、時間単位での課金オプションを変更できるため、利用料金を最適化しコスト削減を実現しました。
