Geminiアプリに搭載されたLyria 3とは?
Lyria 3(リリア3)は、Google DeepMindが開発した最新の音楽生成AIモデルです。テキストによる指示やアップロードした画像を元にメロディの作成、楽器演奏、歌詞の書き下ろし、そしてボーカルによる歌唱までを数秒で一括生成することができます。
テキストから1曲作ってみる
実際に「仕事のモチベーションが上がる曲」をテーマに、音楽を生成してみます!
1.Geminiを開いて「音楽を作成」を選択
まずは、Geminiを開いて左下の「ツール」から「音楽を生成」を選択します。
画像1:Geminiのチャット画面
2.プロンプトの入力
表示されているトラックを選択し、プロンプトを入力します。今回は、トラックを選択せずに以下のプロンプトのみで生成しました。
プロンプト
仕事のモチベーションが上がる曲を作成してください。
男性が力強く歌う感じで!
画像2:Geminiのチャット画面 - トラック選択画面
3.音楽生成完了!
Enterを押してしばらく待つと、実際に音楽が生成されます。
画像3:Geminiのチャット画面 - 音楽生成完了
曲は指示通り、男性ボーカルが力強く歌い上げており、聴いているとモチベーションが上がりそうな曲調でした!日本語の発音や表現も特に違和感はありませんでした。
生成された曲の歌詞は以下の通りです。今回は動画生成後に歌詞を出力してもらいましたが、歌詞もしっかりテキストとして取得できました。
画像4:Geminiのチャット画面 - 歌詞の出力
歌詞の修正や曲調の維持に関する検証
続いては、「ちょっと歌詞を変えたい」「今のメロディのままここだけ修正したい」という、細かい要求に応えてくれるか試してみました。
実際に以下のプロンプトで試してみました
プロンプト
前半の歌詞は、現実の社会人が共感できるような内容に変更してください。
なお、サビの歌詞と曲調は現在のまま変更せずにお願いします。
出力結果は以下のようになりました。
画像5:Geminiのチャット画面 - 歌詞の変更結果
Geminiが自分から「楽曲の編集はまだ練習中」と教えてくれました。実際に曲を聴いてみると、確かに曲調は変わっていました。現時点では曲調の維持は難しいようです。
ただ、歌詞は指定した通りに現実の社会人が共感できるような内容になっていました(主観)!
画像6:Geminiのチャット画面 - 歌詞の変更後出力結果
画像をもとに音楽を生成する
次は画像から音楽を生成してみたいと思います。実際に使用した画像はこちらです。
今回は「この画像をもとに音楽を作って」という簡単なプロンプトで生成してみたいと思います。
画像7:音楽生成に使用した画像
「えい」という言葉とスーツを着た人がドラゴンと戦っているこの特徴的な画像に対して、どのような曲がつくられるのかわくわくしながら待っていました。そして生成された曲の歌詞が、、、
画像8:Geminiのチャット画面 - 画像から音楽生成した歌詞
ラップのようなメロディで、画像内の雰囲気や言葉を反映させた曲が出来上がりました!個人的にはかなりお気に入りの一曲で、名曲と言っても過言ではない良い仕上がりでした!
今回の生成で、言葉で説明できないような画像の解釈に、この機能を使ってみるのは面白いかもしれないと思いました。
【実際に生成された曲はこちら!】
まとめ
今回は、Geminiに搭載された音楽生成モデル「Lyria 3」を使って、実際に音楽を生成してみました。
率直な感想としては、テキストで雰囲気やジャンルを指定するだけでそれらしい楽曲ができるのはとても面白く感じました。ちょっとしたBGMやアイデア出しの用途であれば、十分に活用できそうだと感じています。
ただ、現時点では生成された音楽を細かく編集できない点は少し気になりました。特定のパートだけを調整したり、楽器構成を変えたりといった編集ができるようになると、より実用的になるのではないかと思いました。このあたりは今後のアップデートに期待したいところです!
とはいえ、プロンプトだけで音楽を作れる手軽さは非常に魅力的で、これからAI音楽生成がどのように進化していくのか楽しみです。今後も新しい機能やアップデートがあれば、また試してみたいと思います!